何としても日銭を稼がないと、サウナに泊まる金に困る。
そこで、ポスティングに変わってホテルのベッドメイキングの仕事にエントリーした。
少し通勤に時間がかかるが不満も言ってられない。
朝、集合場所に15名。
一斉に担当者の元に向かう。
現場担当からベアを組む相手を告げられ、担当階数が決められた。
若い女の子とペアだ。
最近、ペアを組むと若い女性の事が多い。
一緒に担当階へ向かい、まずは「剥ぎ」と呼ばれる作業を行う。
シーツや枕カバーなどを剥ぎ取る作業だ。
初日は概ねこの剥ぎ作業かららしい。
250部屋あるこのホテルの2フロアが受け持ちで、二人で手分けして剥ぎまくる。
簡単な様で、時間がかかる。
概ね剥ぎ終わると、台車で回収。
シーツ、タオル、枕カバー、浴衣と分けてリネン用のパレットに分ける。
積極的な儂は、次なる仕事を求める。
枕カバーのセット。
クッション枕にカバーをするこれだけ。
まぁ、決まり事があるのでただカバーをすれば良いと言うわけではない。
初日は、これだけでいっぱいいっぱいで終わった。
仕事終わりに担当さんから封筒を渡され、中の領収書に記入し、押印して解散。
本日、3,200円也。
でも、交通費がかかるので儂にとっては次の経験者優遇のベッドメイキングの仕事への研修みたいなものだ。
因みに、このパートナーは左指に指輪があった。若奥様だった。しかも、今回でベッドメイキングの仕事は2回目だそうで2回目で教える側にならなければならない。
恐るべしプロバイト業界。
外国人も数名。そのうち日本人は仕事取られることを実感。
お疲れさまでした。